『〔後編〕味噌づくりの準備』ちょっと気になるー。について。




味噌づくりの準備の〔後編〕です。


こちらは
味噌づくりの工程における、
「ちょっと気になるー。」についての記録です。






--- 塩切り麹について ---


工程③麹と塩をまぜる、に関しては
全然大変じゃないので
手間なのでは?と不安になられなくて大丈夫です。



--- 大豆について ---


手間や時間などを 気にされるとしたら

工程①大豆を浸水〜②大豆を茹でる、

この部分なのではとおもいます。




〔大豆の浸水時間〕

14〜18時間。
最低でも12時間かなぁと。
味噌仕込みは だいたい冬なので ちょっと長め。



〔大豆の茹で時間〕

普通のお鍋であれば、3〜4時間。
圧力鍋なら、20〜30分。早い。笑




〔タイムスケジュール例〕

夜の18時頃→大豆を水にひたす
次の日のお昼12時頃→大豆を茹でる
(普通のお鍋)3〜4時間後→茹で上がる
(圧力鍋なら)20〜30分後→茹で上がる
粗熱をとって、大豆をつぶしていく🚩
 


𓂅 𓈒𓏸𓐍


わたしは
普通のお鍋で茹でたこともありますが、
大変でした。笑

大豆を茹でているあいだは、
甘くて とーってもよい香りがして
たしかに幸せなのですが...
やっぱり大変だった。

10㎏くらい仕込んだので、
コンロもフル活用で 2ターンしました。

年に2回は仕込むし...ということで圧力鍋を購入。

いまは 驚くほど楽ちんです。

参鶏湯や角煮など、
ふだんは主に煮込み料理につかっています。

出来上がり量が3〜4㎏の仕込みで、
年に一度の手仕事として
大豆を茹でるのも楽しみたい方は、
無理に圧力鍋を揃えなくても
大丈夫です𓅪𓇬



--- 仕込み後の、保存について ---



使っている容器にもよりますが、
わたしは 仕込みのさいご、
「酒粕」で蓋をします。

プラスチック容器や、
ホーロー容器を使う場合、おすすめです。



焼酎で表面を拭いたあとにラップで覆ったり、
お塩を乗せたりと、
方法はいろいろあるみたいですが

酒粕は、
表面にくっつくので空気に触れにくくなるうえ、
それ自体がアルコール成分。

食べるのにはあやしいカビちゃんの広がりを抑えてくれるし、
溜まりが上がってきても いい具合に
酒粕が吸ってくれる。

味噌が出来上がったあとは、
酒粕だけ別で料理に使ってもいいし、
わたしは味噌と混ぜちゃいます。

おいしいです𓅪𓇬

なにより、
酒粕を使うと
無駄がなくてよいのでオススメです𓅪𓇬


お味噌は空気に触れると
どうしてもそこから 菌ちゃんが元気になっていきます。

湿度のあがる梅雨や夏場は、
白カビさんや、
水分量が多めの味噌のときは赤カビさんが
育つことも。


涼しいところで寝かせるとはいえ、
梅雨前や夏の前に
チラりと 味噌さんの具合を 覗いてみて
カビちゃんがいれば取り除いてあげましょう。


カビちゃんに出会っても、そんなにショックを受けたり

失敗だー!ってならなくても大丈夫。


取り除いて、焼酎で拭いて、様子をみましょう°˖✧


とくに大丈夫なら、それでよし。


何事もなさそうでも、 声をかけたり

愛情を送ったりして

すくすく育つお味噌さんを労ってあげましょう( ¨̮ ) ॰*




わたしが、

はじめて味噌づくりをしたときは、


茹で大豆が潰してあるものと

塩切り済みの麹のセットのものでした。

料理教室での仕込みでしたが、
ほんとうにまぜるだけの楽ちんセット。

でも全員10㎏の仕込みだったので
その日の参加者4人と先生と、
みんなで まぜまぜして仕込みました。


楽しかったのを 今でも覚えています。



「セットで やったら、

あんまり自家製っぽくならないのでは。。」

と思う方もいるかもしれませんが、


"自分の手で混ぜること"

"手をかける箇所がある"というところが

一番のポイントだとおもいます𓂅 𓈒𓏸𓐍


自分の手をかけてあげることで、


"わたし仕様" "我が家仕様" の

味も各家庭でちがう、

カラダに必要なお味噌に仕上がります。



インドの調味料ガラムマサラも、
各家庭で味が違うそう。

少しずつスパイスの種類や調合が
違うのですね°˖✧

日本の味噌と同じですね°˖✧




手作りのお味噌は、

わたしたちを

健やかな毎日へと導いてくれます𓂅 𓈒𓏸𓐍



慣れてきたら、
少しずつ毎年いろいろ変えて
楽しんで仕込んでいく...

それも またとても豊かなこと𓂅 𓈒𓏸𓐍



食は わたしたちが生きる源です。


大切に繋がれてきた
発酵調味料。


大事にしていきたいものです...𓍯♡


暮らしのつづり

毎日、ふっと、自然に還る。温もりと安心は 毎日のなかに。 愛知のすみっこにて、お庭づくりと家庭菜園🌱暮らしの愛用品をまとめてます。

0コメント

  • 1000 / 1000